2018年5月12日土曜日

試食会を計画中♬|お客さまのそばにいるお菓子屋さんを目指して。

ドルチェサラートの試食会をやろうと思います。

お茶会って言うのかな。

そんな感じでワイワイおしゃべりしながら、私が作ったお菓子も召し上がっていただいて…




こんな風に思ったきっかけがありまして…

先日、ある集まりにお邪魔させていただきました。
その参加者の方々に当店の焼き菓子をご試食いただいたところ、
自分では思ってもみなかったご感想をいただきました。


 『最近、子供に与えるお菓子の添加物などを気にしていて、
 お菓子を買う時には必ず裏を見るようにしていました。
 普通のスーパーでは子供に安心して与えられるお菓子は売っていません。
 そんな中、岩倉さんのお菓子には意味の分からないものは入っていませんでした。
 しかも普通はマーガリンを使う所が多いですが、バターでした。
 それだけでも「おっ」と思いました。』


とても参考になりました。
パパ目線っていうんですかね。
お子さんのことを思うパパの優しさを感じます。


 『私がいただいたのはカントゥッチ(ヘーゼルナッツ)でしたでしょうか。
 見た目ちょっと固いのかなぁ?と思って一口食べたところ、ザクっとした
 固くない食感と甘くないちょっとビターな感じが美味しいですね。
 大人のビスケットといった感じで、チーズを乗せるとビールにも相性良さそうかなって
 思いました。』

チョコヘーゼルのビスコッティにチーズを合わせるアイデア!!
こんなのは絶対自分じゃ思いつきません。
固定概念がないご意見って、ホント参考になります。



焼き菓子をお買い上げいただいたお客様はほとんどがお持ち帰りされます。

「どうしてそのお菓子をお買い上げになったのか」
「どなたのためにそのお菓子を選ばれたのか」
「そのお菓子をどなたとお召し上がりになるのか」

そんなことを想像するようになりました。


だったら直接お話をうかがう機会をつくろう!


ってことで、試食会を計画中です♬



イタリア菓子 ドルチェサラート

2018年5月8日火曜日

またその店に行きたくなる理由|【キルフェボン】のタルトを食べてみた!

美味しいだけじゃ、また行きたいお店にはなりません。
人気店のヒミツは総合プロデュースでした。

食べることは学ぶこと!

今日は、銀座のキルフェボンに初めて行ってきました!

キルフェボンといえばフルーツタルト!
フルーツタルトといえばキルフェボン!
ということで、開店直後のお店へ。


お店の雰囲気は。

お店に入ると、まず花柄のテーブルクロスが目に入り、愛らしいけど決して子どもっぽくない壁面、レジ台やイスからはシャビーな雰囲気が漂ってなんとも可愛らしくて上品な感じ🎵

店員さんの笑顔もステキでユニフォームも雰囲気がありました。

大きなカバンを持っていたら、『お預かりいたしましょうか?』とありがたいお言葉。
私のお店だったらどうしていただろう…

以前からキルフェボンのいい評判を聞いていたので、どんなお店なんだろうと期待してたんですけど、もう期待以上!
メニューはもちろん、お店の雰囲気、対応、いろんなことが本当に勉強になります。


いよいよオーダーです。

メニューを見ると、どのタルトも可愛くて美味しそうな写真が大きく載っていて、迷ってしまいます。

そんな時にはやっぱり『銀座店限定』を選んでしまうんですよね〜。

『●●限定』

ホントこの言葉に弱いんです…


で、結局選びきれず
【桜のシブーストとルレクチェ】と
【イチゴとホワイトチョコクリーム】の2種類のタルトと紅茶をいただくことに。

さあ、お味はいかがでしょう。

桜のシブーストとルレクチェのタルトは
ムースのような桜のシブーストクリームとサクサクのパイ生地、甘酸っぱいルレクチェのコンポートがすごく合っていて、甘過ぎず、重たくない味でした。

イチゴとホワイトチョコクリームのタルトは
一見、ショートケーキをタルト仕立てにしたように見えたのですが、生クリームだと思ってたのはホワイトチョコのクリームでした。もともと生クリームが苦手な私にはちょっとヘビーなお味でしたが、苺の酸味でなんとか完食。

一度に2つも食べたせいなのですが、最後はちょっと胸焼け(^_^;)
勉強のためにカラダ張ってます!


そのお店に行きたくなるかどうかは、美味しいだけじゃなくて、
お店の雰囲気、店員さんの対応などすべてがうまくバランスがとれていることも大切なんだなと改めて感じました。




お客様と『おいしいとワクワク』を共有できるお店を目指して!
イタリア菓子 ドルチェサラート

2018年3月6日火曜日

【スフォリアテッラ】そうやって作るのね!その2

こんにちは、イタリア菓子屋さんのいわくらけいこです。
このブログをご覧いただきありがとうございます。


昨日のつづき。


スフォリアテッラのつくり方を習うために行った
イタリアナポリのお菓子屋さんにて、

たたんだ生地を休ませて30分、
常連さんとおしゃべりしていた親方がようやく作業場に。

生地をのばして麺棒に巻きつけていきます。
それを作業台の上でさらにうす~くのばして巻いていきます。

「薄く薄く、手を入れたら透けて見えるくらいのばすんだよ。」
「空気が入らないように巻くんだよ。」

親方の言葉を聞き漏らさないように、
動作のひとつひとつを見逃さないように食い入るように見てました。


巻き終わったら、冷蔵庫へ。


はいっ、今日はここまで。
また明日おいで。

えっ!また寝かせるんですか?
これはホントに時間がかかるお菓子なんだなぁ…
うす~く伸ばした生地が焼いたらパリパリに!

あとでホストファミリーのサルバトーレがこっそり教えてくれたんですけど、
イタリアのお菓子屋さんのほとんどが冷凍のスフォリアテッラを仕入れているんだそうです。
実は、親方のお店でも。

だから今どきのパティシエはこのつくり方を知らないんですって。

どうりで、若いパティシエ君が食い入るように見てたわけだ。
はじめてホントに作ってるところを見たんでしょうね。


そんな貴重なレシピとつくり方を教えてくださった親方にあらためて感謝です。


明日が楽しみ。



つづきはまた明日。
a domani.



↓ここならイタリアに行かなくてもスフォリアテッラ食べられますよ♬
http://dolcesalato.jp

2018年3月5日月曜日

【スフォリアテッラ】そうやって作るのね!!

こんにちは、イタリア菓子屋さんのいわくらけいこです。
このブログをご覧いただきありがとうございます。


ここ数日、スフォリアテッラを作れるようになるまで。をお話していましたが、
やっとです!
ナポリのお菓子屋さんのシェフ、エウジェニオから教えてもらえる日がやって来ました。

まずは、パリパリの皮の生地から♬

「小麦粉はこれ!」と見せられたのは、イタリア産のマニトバ粉。
日本にはなかなか無いと言うと、
「輸入しなさい、輸入!」


ですよね~。
マニトバ粉。普通に買えた。

全部の材料を大きなミキサーに入れてこねこね。こねこね…

しばらくこねた後、作業台の上に乗せ、なんと!
ひじでつき始めました!

なんで、ひじ…?


ぽかぁんと見ていたワタシに、生地をさわってみろと親方。
促されるまま生地をさわったら、すごく硬い!!

パン生地みたいにこねるのはとても無理でした。

なるほどです。
これはひじでしかこねられない。
一見奇妙なことでも、ちゃんと理由があるんですね。


それからその生地をパイシーターでのばしながらたたみます。

シーターなんて大きな機械、持ってないから代わりに何か他の道具でのばせるか聞くと、

「シーター買いなさい!これじゃないと無理!」
「この機械も日本に無いんなら輸入しなさい!
もう!なんにも無いのにスフォリアテッラ作りたいって。あぁ。」

親方ちょっとイラっとしたのか、作業場からお店に出て行っちゃいました。

と思ったら、コーヒータイム。ε-(´∀`*)ホッ。

「30分生地を休ませるからそれまで一服。」


スフォリアテッラ、なかなか時間のかかる代物でした…


↓ここにもスフォリアテッラあります。
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2018年3月4日日曜日

【ワークショップ】シェアするということ

こんにちは、イタリア菓子屋さんのいわくらけいこです。
このブログをご覧いただきありがとうございます。


お店を始めてからおよそ2年半経ちました。

これまで時々ですが、レシピを聞いてくださったお客様もいて、
でも、お伝えするなら多くの方にと思っていたので、やんわりとはぐらかしてきました。
ゴメンナサイ…


ただ・・・


ワタシは昔から説明したり、教えたりというのがとっても苦手でして。


この前も、スタッフのえっちゃんに仕込みの仕方を教えようとしたとき、

「えっちゃん、これはガーっとやって、ザーッと入れて、シュッシュって感じで。」



よくもまあ、こんな説明で分かってもらおうとしてるわ。

ミスター的な教え方ってことで。

そして「はいっ、わかりました!」

といってクルクル動いてくれるえっちゃんに改めて感謝です。



こんなんじゃワークショップなんてとても無理!!
ずっと逃げていました。


でも、チャレンジします!!!


ワタシの持っている知っている何かをシェアすることで、
喜んでくださる方がいるのなら。


【イタリア菓子】誰に聞く?スフォリアテッラ!

こんにちは、イタリア菓子屋さんのいわくらけいこです。
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またまた昨日のつづき。

さてと、スフォリアテッラの作り方を教わるにはどうすればいいか。


ナポリの伝統菓子なんだから、ナポリのお菓子屋さんに見習いでおかせてもらえないだろうか。


そんなことを思いながら、パソコンで検索してたら…


見つけちゃいました〜♬

ナポリのお宅ででホームステイしながら、お菓子屋さんでスフォリアテッラを習えるー!


見つけたっていうか、コーディネートしていただいたんですけどね。
そして相手がイタリア人だとよくある話なんですけど、問い合わせの返事がおそい!


そんなこんなでいろいろ準備をととのえて、
半年後、無事にナポリへ飛んだのでございます。


ステイ先はナポリ郊外のアチェッラという町で、ホストファミリーは年配のご夫婦でした。
ご主人のサルバトーレは町の商店街で写真館をされていて、町のみんなが彼のことを知っています。


そして、目的のお菓子屋さん【ディアス】はその写真館の斜め向かい。
ジェラテリアとバールも兼ねているので、町のみんながやって来てはコーヒー飲みながらおしゃべりしていました。

日中はおっちゃん達のたまり場的な感じ。

そしてそして、そこのシェフパティシエのエウジェニオはこの道ウン10年の大ベテランです。
このおじさん、いえ、この方がワタシの親方。

みなさんとっても気さくな方たちばかりで、
よくテレビで見ていた、イタリアそのもの。
すぐにこの町が大好きになりました!



ほとんど勢いだけでイタリアまで行きましたが、勇気を出して本当によかったです。

行動をおこすと、必ずステキな出会いが待ってます。



さあ、スフォリアテッラ作ることができるか⁈



↓ここにもスフォリアテッラございます。
http://dolcesalato.jp

2018年3月2日金曜日

【イタリア菓子】どう作る?スフォリアテッラ

こんにちは、イタリア菓子屋さんのいわくらけいこです。
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イタリア・ナポリの伝統菓子、スフォリアテッラを久しぶりに食べて、どうしても作りたくなったワタシは、
まず作り方を調べることに。

ネット検索でレシピを集め、YouTubeでもレシピを調べたら、いくつか作っている動画を見つけました。


↓これは今でも時々見る動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=JVxmQ4AsCOY


で、それらを参考に、自分でいろいろ試してみたのですが、
まったく思うように作れません。


どうにかして作れるようになりたい…


そして、身近な人たちに食べてもらいたい。
なによりワタシが食べたい!!!


こんな時、今までのワタシだったらまたいろいろ調べて、いつの間にか忘れてしまうのだろうけど、
ここはイタリア流のやりかたで。


道に迷ったら、地図を広げるのではなく、

わかる人に聞く!!


イタリアでも日本でもいいから、スフォリアテッラの作り方を教えてくれる人を探すことにしました。



↓ここにもスフォリアテッラが。
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2018年3月1日木曜日

【ワタシの原点】どこだ!スフォリアテッラ

こんにちは、イタリア菓子屋さんのいわくらけいこです。
このブログをご覧いただきありがとうございます。


昨日のつづき…


やっとスフォリアテッラを食べられると思って、芦屋のアマレーナに行ったはいいけど、うっかり買いそびれたワタシ。

アホや。アホすぎる…

呆然とカラになったトレーを見つめていたら、店員さんから

『梅田の阪急にも置いてありますよ。もし残ってたらですけど。』

と、神の声。



あぁ、まだチャンスがある。
行きます、行きます。スフォリアテッラを食べることができるなら。

店員さんにお礼を言って、梅田に向かいました。



そして再び出会えましたーー
スフォリアテッラ!!!
右側がスフォリアテッラ。左はカンノーロです。
あまりのうれしさに、あれもこれもどれもそれも欲張ってお買い上げ♬

イタリアで食べたあの味でした♡


なんであの時スフォリアテッラ1個のためにあちこち必死になってさまよったんでしょう。
今から思うと滑稽ですよね。

でも、あの時食べられたから今があるのです。(たぶん)


で、食べたら次は

『やっぱり作りたい…』


ワタシがスフォリアテッラを作れるようになる2年前のことです。




↓スフォリアテッラございます。
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2018年2月28日水曜日

【イタリア菓子】さがせ!スフォリアテッラ

こんにちは、イタリア菓子屋さんのいわくらけいこです。
このブログをご覧いただきありがとうございます。


突然ですが、スフォリアテッラってお菓子ご存知ですか?

イタリアでも南部に行かないとなかなかお目にかかれない伝統菓子なんですが、
貝のような形で、パリパリの生地が何層にも重なり、その中にはオレンジ風味のクリームが詰まってるんですけど、これがもう、ホントおいしいんですよ!

初めて食べたときはこの味と食感に衝撃を受けました。



帰国してからこのスフォリアテッラをまた食べたくなって探したんですが、これがなかなか見つかりません。

まずは、イタリア菓子屋さんを探そうと、京都に行った際、数件のイタリア料理店で聞き込みしました。

その中の一軒のお店のシェフの方に教えていただいたのが、
芦屋にある「アマレーナ」さんでした。


早速アマレーナさんのホームページを見たら、
あったんです!スフォリアテッラが!!


もう、うれしくてうれしくて、翌日芦屋のお店に行きました。
アマレーナ 芦屋本店
1階はお菓子屋さんとバールで2階はリストランテ
お店に入るとすぐにスフォリアテッラが目に入り、もうウキウキ♬

ま、せっかく芦屋まで来たんだし、まずは2階のリストランテでランチしてから買って帰ろ。



それがまずかった!!!



ゆっくりランチして、さあお目当てのスフォリアテッラを・・・・


ええーーーーーっ

売り切れ??????



自分の詰めの甘さをまたしても痛感してしまいました…



つづきは明日。




↓ここにもスフォリアテッラございます。
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2018年2月27日火曜日

【ココロに刺さったはなし】スッと入ってくる本

こんにちは、いわくらけいこです。
このブログをご覧いただきありがとうございます。


いつも、ふと思ったことやイタリアで出会ったお菓子について書いていますが、
今日は、久しぶりに出会った【グッときた】本のことをお話しします。


この本の著者は、店舗経営者のための学校をしている方で、ワタシもその学校で学んでいるご縁でこの本を手に取りました。
もともと活字が得意ではなく、本を読むのを億劫がってしまうのですが、これは一気に読んでしまいました。というか、本の中に入り込んでしまったというのが当たってるかな。


内容を言ってしまうとなんだか読書感想文みたいになってしまうので、言わないでおきますが、こんなにページの角を折って線を引いた本はありません。


それだけ、試してみたい内容が書かれてたってことですよね。


方法論とかHow to本とは違う、それ以前の大切なことが書いてありました。

読んでる最中も「このダメな例ってワタシのことだ・・・」とちょっと落ち込み、
グサグサとココロに刺さったけど、言いっぱなしじゃなくて、
じゃあどうすればいいのかってところまで書かれてあったので、少しほっとして。

ビジネス書と思って読み始めたけど、これはワタシにとっての自己啓発本でもありました。
これまで繰り返し読もうと思った本はなかなかありません。


気になる方はぜひ、ご一読ください。
「情熱をお金に変える方法」ますだたくお著

こんなトークショーもあるそうですよ。
東京はコチラ
https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/20180217100253.html

大阪はコチラ
https://honto.jp/store/news/detail_041000024609.html






2018年2月26日月曜日

女子とランチ

こんにちは、いわくらけいこです。
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この時期は、何かしらの総会がらみのご注文をいただくことがあり、昨日もとある婦人会の総会用のデザートをお届けに行ってまいりました。


お店を始めるまで、婦人会とか地域の活動とはご縁がなくて、どんなだろうとお話をうかがうと、
メンバーの年齢層は30代から70代と幅広く、活動は子供たちと清掃をしたり、町内の納涼祭や地域の文化祭のお手伝いなど年に数回あるらしいのですが、
メインはなんといっても『美味しいお店でのランチ』というレクリエーションなのだそうです。


みなさんそれは楽しみにされているらしく、半年先のお店の予約もバッチリ!

なんでも去年はミシュランで三つ星を獲得した日本料理店に行かれたそうで、今年はおとなり石川県金沢市のフレンチレストランだそうです。


一年に一回、バスもチャーターして、おしゃれしてみんなでランチ。
これはもう大がかりな女子会ですね。

なんだかみなさんのすごいパワーに圧倒されて帰ってきました。


ワタシのお店もそうやってお客様に楽しみにしていただけるように頑張ろっ!!!

http://dolcesalato.jp



2018年2月25日日曜日

【イタリア菓子】ティラミスっておいしかったんだ

こんにちは、いわくらけいこです。
このブログをご覧いただきありがとうございます。


イタリアのデザートといえば、やっぱりティラミスですよね。

少し前に地元の大学生が、学校のフリーペーパーでウチのティラミスを取り上げてくださったことがあったんですけど、そのときのテーマが

【バブル世代特集】

うーん、ちがうんだけどね…


そんなバブル時代のデザート?ティラミスですが、
濃厚で甘さもしっかりした、ちょっと重たいスイーツという印象で、
実はワタシあんまり得意じゃなかったんです。


イタリアのレストランで食後のデザートに食べた時も、おうっ!て甘さとボリュームで、さらに口直しに濃ゆいエスプレッソが欠かせませんでした。

ところが、働いていたリストランテのシェフの作るティラミスは、それらとは全く違う、ワタシ好みのおいしいおいしいティラミス。

ふわっと軽い口当たりのクリームとエスプレッソに浸したビスコッティ、トッピングはココアパウダーじゃなくてきざんだチョコレートというシンプルなティラミスは、
フルコースを楽しんだあとでも美味しく食べられるように工夫されていました。


こういうのを探してたんだ!!
日本に帰ったらみんなに食べてもらおう。

ただただそう思っていました。

2018年2月19日月曜日

【イタリア菓子?】いったい何屋なの?

こんにちは、イタリア菓子屋さんのいわくらけいこです。
このブログをご覧いただきありがとうございます。


ワタシのお店ではイタリアの伝統菓子を中心に、サンドウィッチやコーヒーもお出ししています。


お菓子屋さんなのにどうしてサンドウィッチ???
イートインもテイクアウトも?

「いったい何屋なんだかわからない。」
「何をやりたいんだおまえは?」

お店を始めるときに、いろいろ言われました。



でも、こう思うんですよね。

お菓子屋さんが食事出したらだめですか?
お菓子屋さんはお菓子しか売っちゃいけないの?


ワタシが大好きなお菓子屋さんが、イタリアのルッカという町にあるのですが、
そこではタルトやケーキのような甘いものもあれば、クロワッサンやサンドウィッチもあって、コーヒーも飲めました。

こういう形式のお菓子屋さんはイタリアではごく普通です。
そしてとても便利でした。
少なくともワタシにとっては。
通いました。[L'Angolo Dolce]  棚にはワインも。

日本とイタリアの文化はもちろん違います。
イタリアにはコンビニありませんし。


だけど、ウチのようなお店が町に1軒ぐらいあってもいいと思うんです。

こうなったら何でも屋さんのようなイタリア菓子屋を目指しますか!


お菓子だけじゃないイタリア菓子屋